デイサービス長老大学

高齢者の皆様と共に未来をつくる。デイサービス 長老大学 のブログです。


独立ケアマネのすすめ。まだ自社サービス営業で消耗してるの?

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弊社の介護事業は2012年に単独型の独立ケアマネ事業所としてスタートしました。

本山町社会福祉協議会の居宅介護支援事業所からの独立でした。
今は”デイサービス長老大学”と”さわもと居宅介護支援事業所”を併設して運営しています。

 

デイサービス長老大学を開業するときに、さわもと居宅のケアマネージャーと誓い合ったことがあります。

それは、自社サービスの営業を第一に考えるケアマネ事業所にならないこと。

デイサービス長老大学は、ユニークで面白いデイサービスだと自信を持っていますが、全ての人に最適な通所施設というわけではありません。

リハビリが必要な方にはデイケアや機能訓練に強いデイサービスを。
土日の支援が必要な方には対応できるサービスを。
昔からのご友人が多いところを望む方には、そういうところを探します。

 

現状を公表しますと、デイサービス長老大学を開業した4月以降に、さわもと居宅のケアマネが新規に受け持った利用者さんは12名。

そのうち、デイサービス長老大学をご利用いただいた方は4名。
不必要に利用を薦めたことはないと考えています。

 

しかし、介護報酬削減のなかで事業の運営はなかなか厳しいです。
私の心も弱いので、強く薦めれば長老大学のご利用に繋がりそうな人、回数を増やせそうな人には、必要性は二の次に、どうにか引っ張れないかと考えてしまいがちです。

子育てにお金かかるし、スタッフの給与も上げたい。

 

でも、この社会保障費の増大で国が傾きかけている時代に、ケアマネが不必要な自社サービス営業で公費を浪費していてはやはりダメでしょう。
というわけで、自戒としてこの記事を書いています。 

記事タイトルは、イケダハヤトさんのテンプレを利用して煽り気味に書いてみました。


会社員を挑発して起業を煽るスタイルは無責任と思われるかもしれませんが、ケアマネージャーという職業についてはそれほど無謀ではありません。

ケアマネの実務に問題なければ、会社の設立や事業所の開設は専門家に任せれば大丈夫です。
私達は介護業界を支える行政書士事務所 おざわ行政書士事務所へお願いしました。

 

自社サービス営業の暗黙のノルマに消耗しているケアマネの皆さん。
利用者さんに100%集中できる環境を想像してみてください。
せっかく頑張って資格を取ったのですがから、やりがいのある仕事をしませんか?

 

ケアマネの消耗具合がわかりやすいブログ記事をご紹介します。

ほとんどの介護関係の会社では、売り上げ向上のために、事業所や会社単位で、会議を行っています。ケアマネも参加しています。ケアマネの顧客データーも利用しています。そうやって、何らかの形で会社の利益を優先的にあげることに加担させられています。ストレートに「ヘルパーなどの売り上げをあげるために、ケアマネも協力しろ」という会社もあれば、暗に匂わしながらも、巧くコントロールする会社も多くあります。

【介護ウラ話】奴隷化するケアマネージャー - 「かいごの道」       

ケアマネのほとんどが、ケアマネの事業単体でなく、併設の事業所を構えています。なぜならば、現行の介護保険法では、どうやっても、ケアマネ単体では、ある程度の収益以上は見込めないからです。ケアマネだけでは、一生懸命やっても、儲けはあまりでない仕組みです。 母体である会社法人が、訪問介護(ヘルパー)や通所介護(デイサービス)も作り、連携してサービスを行うのが常です。訪問介護や通所介護は、やればやるだけ、儲けがでやすい構造です。

【介護ウラ話】奴隷化するケアマネージャー - 「かいごの道」      

 

通所や訪問が儲かるというのはちょっと前までの話で、今は潰れないため必死に営業を課している事業所の方が多いと私は思っています。

どちらかというと会社側の気持ちがわかりすぎて辛い(涙) 
しかし、こんな煽り記事を書いてしまった以上、後には引けません。 

 

合同会社さわもとでは、これからも自社のケアマネに不必要な自社サービス営業を求めないことを皆様にお約束します。

 

<お知らせ>

合同会社さわもとではケアマネージャーを募集しています。
会社の言いなりにならないタフな人材を求めています。