こんにちは。
デイサービス長老大学 代表の澤本洋介(@sawamoto482)です。
このたび、FAAVO高知という地方創生系のクラウドファンディングサイトでご利用者さんへの「聞き書き」から生まれた車イス対応テーブルの販売を始めました。
皆さんは、テーブルのバリアフリーについて考えたことはありますか?
私達は、デイサービスのご利用者様から「高知のほとんどのレストランのテーブルに車イスが入らない」というお話を伺いました。
参考リンク「デイサービス長老大学のブログ-2015年2月15日」
飲食店テーブルの車イス対応について
「うん、障害者用のトイレとスロープはあるわね。どこのレストランか喫茶へ行っても、入り口はスロープになっちゅうのよ。けんどテーブルが使えたことは無い。まあ自分らが入った所はどこへ行っても無い。市内でも無い。もう、ほんの3センチじゃけんどね。その3センチがあたるのよ。」
-そういう時はどうやって食事するんですか?
「もう横付けよ。通路が狭いような店はわしが横付けしたら、こればあしか空かんけ、そうしたら通れなあね。じゃまになるわね。そうしたら行きづらい。」
「お盆のようなものを出してくれて、その盆を膝に載せて。1人で食べるならいいけんど、みんなとおったら自分だけ向きが違うじゃない。それはもう、全くいかんわ。もう顔はまともに見れん。向きが全く違うてくるし。話も横からするような感じで。それはもう、まったくよろしゅうないで。あれは。」
-車イスの入れるテーブル作ったら売れますかね?
「わしらみたいなもんも増えゆうけ、ちっとは売れるかもしれんね。」
と、上記のような経緯から、地元の木材加工会社とタッグを組んで創った車イス対応テーブルです。
天板下の高さが70cmあり、ほとんどの車イスが余裕で入るサイズです。
それでいて、天板上の高さが71.2cmと、通常の車椅子対応テーブルよりも低くおさえていますので、一般的なテーブルとの違和感がほとんどありません。
小柄な方にも使いやすいテーブルです。
くさか里樹 さんが局長をされているコチラ愉快護情報局でも紹介していただきました!ありがとうございます!
課題の解決策が無いなら自分達でつくってしまおう!という考えが素晴らしいですね!プロジェクトの詳細はFAAVOのサイトに記載されていますので、ぜひご一読いただき、共感したら「支援」ボタンをポチッとやってくださいませ\(^O^)/
クラウドファンディング(CrowdFunding)とは、群衆(crowd)と資金調(funding)を組み合わせた造語だそうです。
FAAVO高知は「購入型クラウドファンディング」という通販サイトに似た仕組みですが、一般的な通販サイトと違い、期限までに皆様からのご支援(購入金額)の総計が目標金額に達しないと、売買が成立しません。
目標金額は30万円に対し、現時点で11万1000円のご支援をいただきました。
(誠にありがとうございます!)
チャレンジ終了の6月24日までに、あと18万9000円。
テーブル4台販売できたら達成です。
車イス対応テーブルの導入をご検討頂けそうな、飲食店さん施設さんにお心当たりのある方は、ぜひご連絡ください。
車イスの方がお食事を楽しめないことは、飲食店にとって、大きな機会損失となる時代だと思います。
寄付メニューとして、テーブル以外にも、高知県嶺北地域自慢の特産品をラインナップしています。
- ぽっちり堂 ハッピークッキー缶
- ばうむ 本格米焼酎
- ばうむ 木レース ギフトセット
また、デイサービス長老大学の独自メニューとして、ご利用者さんへの人生相談権(3000円)を限定5名様分ご用意しています。こちらも面白いと思います。
FAAVO高知のサイトへの「いいね!」やシェアも大変ありがたいです。
よろしくお願いいたします。
介護現場の「聞き書き」から生まれた車イス対応テーブルを販売したい! - FAAVO高知
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