こんにちは。
デイサービス長老大学 代表の澤本洋介(@sawamoto482)です。
土用の丑の日が近づいてきました。
今日は、「田んぼでウナギをノコギリで捕る」という、ちょっと変わったウナギ捕りのお話しをご紹介します。
ウナギは絶滅が危惧されていますので、個人的には食べるのを控えていますが、ご利用者さんからウナギ漁のお話を聞くのは大好きです。
「大水が出た後はウナギが田んぼを泳いでましてね。
稲の間をニョロニョロと泳いでるんですよ。
そういう時はノコギリを持ってきてパンッと叩くんです。
ウナギが切れないように刃の方じゃなくて、背の方でパンッと。
そうやって動けなくしてから捕まえてました。
持って帰ったら捌いて焼いてね。
おいしかったですよ。楽しみでした。」
田んぼに上がってきたウナギをノコギリで捕るというお話は、他にも何名ものご利用者さんからお聞きしています。
昔の暮らしの楽しみの1つだったようです。
今やウナギは絶滅危惧種になってしましました。
養殖ウナギも天然の稚魚を育てていますので、ウナギの量は減る一方です。
販売や養殖を規制してでも、暮らしの中のうなぎ捕りの文化や豊かさを次世代に残して欲しい。
ニコニコと楽しそうにウナギ捕りの思い出を語るご利用者さんのお話を聞くたびに、私はそう思います。