デイサービス長老大学

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5類移行 今後の想定 厚労省2023/4/19アドバイザリーボードより

こんにちは。
デイサービス長老大学 代表の澤本洋介(@sawamoto482)です。

 

いよいよ、新型コロナ感染症が5類に移行します。

ウイルスの病原性が下がり、ワクチンも行き届き、治療法も確立されてきましたので、脅威のレベルは以前よりはかなり下がりました。

その事は、私もとても嬉しく、喜ばしいことだと思っています😊

 

しかし、2023年4月19日の厚労省アドバイザリーボードを読むと、特に地方の高齢者の皆様や介護施設にとっては、当面はまだまだ気の抜けない状態であることがわかります。

関心のある方は、ぜひ原文を読んでください。

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001088929.pdf

 

私なりに要約します。

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新型コロナは収束していない。
第6波以降はオミクロン株が大半となった。
病原性は低下したが、感染力が高く、流行は拡大し死者数は増加している。死亡者の多くは高齢者であり、死者数の増加には、特に福祉施設・医療機関でのクラスター増加と、医療逼迫が大きく影響している。


自然感染による抗体陽性率が高い英国では流行波ごとに規模は縮小し死者も減少している。しかし日本では抗体陽性率は低く、今はまだ流行波ごとに規模が拡大する局面であると考えられる。5類移行のタイミングと重なることもあり、第9波は、第8波以上の流行規模となり死者数も増加する可能性が高い。


日本がいつ流行減衰局面に入るのかはわかならい。
9波より以降になる可能性が高い。また、流行減衰局面の英国においても、流行は収束には向かっておらず、常に住民の2%程度が感染している定常状態(エンデミック)に向かっていることに留意が必要である。


高齢化の進んだ日本がエンデミック状態となった場合、他の国よりも死亡者が継続的に多い状態が続く可能性がある。高齢者への適切なワクチン接種と、福祉施設・医療機関における持続可能なクラスター対策の実施と医療へのアクセス確保、継続的なモニタリングが求められる。

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今まで感染の波から逃れられていた(抗体陽性率の低い)地方では、これまでよりも高い頻度でクラスターが発生しかねないという想定は、強く意識しておく必要があります。

 

施設でのクラスター発生を防ぐには地域での流行拡大を防ぐのが何より重要で、そのためには地域ごとの感染者数の公表がとても効果的だったと思うのですが、5類移行後それはさらに縮小されます。市町村ごとの感染者数公表が中止になった後の嶺北地域における第8波(2023年1,2月)は、深刻な介護現場と地域の方の意識のギャップがとても大きく感じられました。

 

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デイサービス長老大学では、クラスターを防ぐための感染予防対策に取り組むとともに、万が一の営業休止の際にも継続的にサービス提供を継続するために、オンラインデイサービス事業にも力を入れて参ります。

 

全国どこからでもご参加いただけます。
5類移行後の、介護サービス利用にご不安などある方はぜひお気軽にご相談ください。
地域の感染状況の深刻なタイミングでの短期スポット的なご利用もおすすめしています。

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