こんにちは。
デイサービス長老大学 代表の澤本洋介(@sawamoto482)です。
新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、今年のお正月は帰省を控えるご家庭も多いだろうと思います。
お子さんやお孫さんに会うことを楽しみにしていたお祖父様お祖母様も、とても残念に思っておられるでしょう。
お盆の頃から「オンライン帰省」という言葉も使われるようになりました。
ですが、やってみたけれど、うまくいかなかったという声もチラホラ聞きます。
「おばあちゃんとLINEビデオ通話で話してみたけれど、ほとんど会話にならなかった」などなど。
たしかに、高齢者の皆様とのビデオ通話は、簡単では無いんです。
デイサービス長老大学は今年の春から、高齢者の皆様とのオンラインでのコミュニケーションを試行錯誤してきました。
今月からはリモート専属のスタッフを2名雇用し、聞き書き介護に取り組んでいます。
この記事では、そんな私達が実際に試してきた高齢者とのビデオ通話がスムーズになる便利グッズをご紹介いたします。
1.スマホより画面の大きなタブレット
スマートフォンでのビデオ通話はさすが画面が小さすぎます。
長老大学ではiPadを使っていますが、これくらいの大きさがあれば問題なさそうです。
2.タブレットスタンド
目線の高さを合わせることは、介護の基本と言われますが、リモートでもそれは言えそうです。タブレットを目線の高さにセットするだけで、格段にコミュニケーションがとりやすくなります。
手をフリーにし、身振り手振りを交えて会話できる状態をつくることがとても重要です。長老大学でのリモート聞き書きの間もご利用者さんは手を大きく動かしてお話してくれています。
3.ネックスピーカー
ネックスピーカーを使うと、耳の遠い高齢者の皆様とのコミュニケーションもスムーズです。襟でマイクを塞いでしまわないよう注意!
3’.スピーカーフォン
ネックスピーカーでも聞こえにくいという方にはこちらのスピーカーフォンがオススメです!
4.イヤホンマイク(お子さんお孫さん側で使用)
ネックスピーカーをつけてもお話が聞こえにくい場合は、お子さんお孫さん側のマイクを工夫してみてください。格段に聞こえやすくなる場合があります。
これらを使ったリモート聞き書きの様子の動画です。
わずかな工夫で、ご高齢のご利用者さんもビデオ通話を楽しむことができます。
ぜひ皆様も試してみてください。